関東に於ける重量物解体と移設
- 2022.08.24
- 重量物解体
2020年の東京オリンピックに向かっての景気の上昇気流だけではなく、海外からの不動産投資ブームや外国人観光客による経済効果にわいている首都圏に限らず、最近は関東地方の都市部などでも、重量物解体を伴うような再開発事業が行われることがあるようです。
関東地方といっても、神奈川県や千葉県など、いわゆる湾岸地帯の東京近郊が多くなっているのかもしれませんが、高級高層マンションの建設ラッシュなどが、主な再開発プロジェクトとして目につくものでしょう。そういったベイエリアの工場地帯では、工業系の工場や倉庫も少なくないので、そういった施設に設置されていた機械などの重量物解体作業を行っているわけですが、解体した重量物に関しては、単純に廃棄処分を行うだけではなく、別の場所に移設するケースもあるようです。簡単に移設といっても、そこは特別に重量物解体作業が必要になるほどのものなので、一般家庭の引越し作業のように、こっちの場所からあっちの場所へ持って行くだけ、という単純な移動作業にはなりません。移設の対象になる物の重さもさることながら、解体したとはいえ機械の部品なわけですから、取り扱いには十分注意する必要があります。中には、ボイラーや発電機のように、取り扱う側の安全管理が問われるようなものもあるため、かなり特殊な作業になります。
一般の解体作業や引越し作業とは異なった、専門家による計画と施工が必要になるでしょう。